コンサルタントに依頼する3つのメリット

設計も監理も知る「プロ」だからできること

設計も監理も知る「プロ」だからできること

大規模修繕工事において、設計監理コンサルタントは施工業者ではありません。管理組合様の立場から専門的な知識を駆使して最適な修繕工事の実現を推進する、まさにエンジンのような存在と言えるでしょう。では具体的に、設計監理コンサルタントに大規模修繕工事のコンサルティングを依頼するとどんなメリットがあるのでしょうか?

設計監理コンサルタントに依頼する3つのメリット

1. その道の専門家から適切なアドバイスが得られる

一級建築士の資格を持つ設計監理コンサルタントは、建築物の設計はもちろん大規模修繕工事や耐震改修などの経験も豊富な「その道のスペシャリスト」。それだけに、建物の調査診断や修繕計画の立案だけでなく、費用の洗い出しや施工会社選定のサポート、工事の監理からアフターフォローまで、さまざまなフェイズで適切なアドバイスが得られます。

2. 管理組合様の一員として修繕工事の計画を一緒に考えていく

マンションにお住いの皆様のご意見やご要望を踏まえて、満足のいく修繕工事を実現するために技術的なアドバイスをしながら皆様とともに考えていきます。

3. 修繕積立金の有効活用が期待できる

修繕積立金から出せる金額(予算)は限られているため、その範囲で最適な選択・判断をしなければ区分所有者様の不満につながり合意形成が得られません。設計・施工に関する豊富な知識を持つコンサルタントなら、劣化調査診断に基づき工事項目の優先順位の明確化や取捨選択を行うことで修繕積立金を無駄なく活用できます。また、修繕積立金が不足している場合は、まず中長期の資金計画(簡易の長期修繕計画)を作成し、項目によっては修繕工事の延命策を検討します。そして節約する方向で調整したり、場合によっては修繕積立金の値上げを長期的な視野で検討・実行したりする役割を担います。

長期的な視点で居住者様のメリットを考える存在

建物の経年劣化は防ぎようがありません。ただし、修繕の方法によっては経年劣化を遅らせることが可能です。大規模修繕工事は、そのタイミングによって必要かつ十分な修繕を行うことが肝心です。

無駄な設計・工事をすることはありません。場合によっては延命策をうまく講じてコストを下げることも考えるべきでしょう。「どのような手段を使ってどこから修繕していくのか」。まさに現場を熟知したプロだからできる、設計監理コンサルタントならではの仕事と言えるでしょう。当社は大規模修繕工事だけでなく、皆様のマンションの将来(30~50年先)を見据えた設計コンサルタントでありたいと考えております。